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八百結び農法®《実証実験レポート》独自バイオスティミュラント技術による堆肥発酵製法(特許出願済)で、土壌の微生物を活性させる「八百結びの堆肥®」商品化に向け始動

2022.01.24

微生物の活性によって土を発酵させる「八百結び農法®」(やおむすびのうほう)は、株式会社ユナイテッドスマイルズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役専務 佐分利 清博)が企画開発する新しい土作りの農法ブランドです。現在、未来を見つめる地方自治体さま、耕種農家さまおよび畜産農家さまと共に、耕畜連携を踏まえた実証実験を全国各地で推進しています。

 

八百結び農法®実証実験(2021年度)では、富山県の水田(こしひかり)、山梨県の樹園地(シャインマスカット)の圃場(ほじょう)において双方共に約5ヶ月の短期間(八百結び農法®初年土壌)で、土壌微生物量がそれぞれ約3.59倍、約2.48倍の増加(2021年11月19日発表)が確認されています。また、「八百結びのりんご」生産者である青森県「内山果樹園」さまの“八百結び農法®3年土壌”においては、“1gあたり12.1億個”の土壌微生物量の活性が確認されており”2年土壌”からさらに倍増していることが、SOFIX農業推進機構の土壌診断*により判明しています(2021年12月13日発表)。

“土の健康”を整え、地球の未来を整える。「土本来のあるべき活力」を追求する「八百結び農法®」では、指標のひとつに新しい土作りに欠かせない土壌微生物の活性量を掲げています。土地も農作品目も異なる圃場での実証結果や、八百結び農法®3年土壌における実証結果は、独自バイオスティミュラント技術による堆肥発酵製法(特許出願済)で、「八百結び農法®」の中心となる、土壌微生物を活性させる「八百結びの堆肥®」が、土壌活性改善に大きく寄与するという確信をさらに深めるものとなりました。
*立命館大学生命科学部 久保幹教授らが開発した生物指標による農耕地土壌の診断技術
*株式会社ユナイテッドスマイルズには、SOFIX土壌診断士(土壌や堆肥の分析データを読み解き、農耕地の施肥設計や土づくりのアドバイスを行う事ができる専門家)が4名在籍(2022年1月現在)

 

●「土壌微生物は、まさに宇宙」
実証実験で確認された “八百結び農法®3年土壌”「内山果樹園」さまの土壌微生物量は “1gあたり12.1億個”です。基準単位として使用される農地10a(100m×10m)あたりにどれぐらいの微生物がりんごを育てるために土の中で活躍してくれているか、フェルミ推定してみました。
・土壌診断においては、深さ15cmの土壌を均一に採取
・土の重さは、体積100m×10m×0.15m=150㎥の土壌仮比重を1.0として10aあたり約150㌧
・150㌧=150,000,000g(1億5,000万g)
・“八百結び農法®3年土壌”1gあたり12.1億個の微生物量を計測
・10a=150,000,000g×1,210,000,000個=1.815e+17=18.15京
内山果樹園さまの圃場は20aですから、土壌内では36.3京個の微生物たちが、農作物の実を結び我々の生命を支えてくれているということになります。我々の住む太陽系を含む天の川銀河には、1,000億個ほどの恒星が集まってできている(NHK高校講座地学基礎より)ことを考えても、ミクロの世界「土は宇宙」です。

 

●「八百結びの堆肥®」商品化に向け始動
実証実験農家さまの圃場で使用したのが八百結び農法®の中心となる「八百結びの堆肥®」(圃場・栽培状況に応じ「八百結びの培養水®」を使用)。「八百結びの堆肥®」は、独自天然バイオスティミュラント「三方結水®(さんぽうけっすい)」により家畜糞尿を発酵活性させた天然有機堆肥です。現在プロトタイプの堆肥では“1gあたり30億個”を超える微生物が検出*され、圃場の土壌微生物量活性に大きく寄与する堆肥であることが前述実証実験結果より確認されています。さらにその製造行程(特許出願済)では、強烈な家畜糞尿の臭気が微生物活性により分解され、完熟した堆肥は臭気を放ちません(「三方結水®」は、畜産の臭気対策にも期待される資材です)。このたび多くの農家さまからご要望をいただき、実証実験用に限定製造・限定配布をしている「八百結びの堆肥®」の商品化に向け動き出すこととなりました。
そして、より多くの農家さまや自治体さまに「八百結び農法®」による健康で肥沃な土作りを実践していただけますよう、持続的循環境づくりを目指す畜産企業さまと「新しい土作りは、良いうんち作りからはじまる」を合い言葉に、さらなる発酵堆肥の品質向上実験を踏まえた製造施設も計画中です。より確かな製造体制を整えていきますので、ご期待ください。
*測定機関:立命館大学SOFIX農業推進機構