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りんご農家59.5%、いちご農家77.1%が「農薬不使用」を希望、理由として「環境や人体に優しい作物を作りたい」など 〜「作物の品質は土で決まる」と、 園地の土壌にいる微生物の数に興味の声多数〜

2022.06.30

 微生物の活性によって土を発酵させる新しい土づくりの農法ブランド「八百結び農法®」(やおむすびのうほう)(https://www.yaomusubi.com/)を企画開発する、株式会社ユナイテッドスマイルズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役専務 佐分利 清博)は、栽培時にこれまで慣行農法(農薬を主に使用)を取り入れてきた、りんご農家84名といちご農家61名に対し、りんご農家/いちご農家の農作物に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 

■調査結果ダイジェスト

 

■意識調査サマリー

 農林水産省のデータ[※]によると、日本は温暖多雨な気候であり、病害虫が発生しやすいため、欧州各国よりも多くの農薬が使用されている実態があります。世界ではSDGsが注目を集め、日本でも2050年に有機農業用の農地を100万ヘクタール(全体の約25%)に増やす目標を盛り込んだ「みどりの食料システム戦略」が示される中、今回、農薬使用に関する農家の方々の意識を明らかにすべく、栽培時にこれまで慣行農法(農薬を主に使用)を取り入れてきた、りんご農家84名といちご農家61名に対し、調査を行いました。

 りんごといちごを作る上で農薬を使用する理由として、「病気や病害虫を防ぐため」や「品質の維持のため」などが挙がる一方で、59.5%のりんご農家、77.1%のいちご農家が「農薬不使用」にしたいと回答する結果となりました。農薬不使用での育成は困難であるものの、本音としては、多くの農家の方々が「農薬の使用」に対して危機意識を感じている実態が伺えます。
 また、農薬を使いたくない理由では、りんご農家/いちご農家ともに1位・2位は「環境への負荷軽減」・「人体へのリスク軽減」となっており、6割前後が回答しています。他にも「農薬不使用」により「人にやさしく健康的で美味しい作物を作りたい」との声が挙がりました。

 最近では世界的に見て日本の農薬の使用率が高いと話題になったこともあり、農薬の使用有無に関心を持つ消費者が増加しています。農薬の使用率については、国の耕地面積や作物の種類によって変動はありますが、消費者からのイメージが良くないことは変わりありません。また、SDGsへの関心も高まりも相まっていることも少なからず影響していると考えられます。今後は、自然本来の力に注目する農家の関心と、「土壌環境」を整える微生物の力が合わさることで、日本の作物の品質が更に高まるのはもちろんのこと、世界基準でもより安心安全なイメージが定着するのではないでしょうか。

※農薬をめぐる情勢, 農林水産省:
 https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/noyaku/attach/pdf/index-1.pdf

 

■意識調査詳細
詳細はこちらのPDFをご確認ください。

 

■「八百結び農法®」のめざすもの
 「八百結び農法®」では引き続き全国各地の農家さまと「土本来のあるべきチカラから産まれる農作物本来のあるべきチカラ」を追求しながら、~「おいしい」と「あんしん」のその先に「地球の未来」をちゃんと考える~をモットーに、1gあたりの土壌微生物活性量測定など全国各地での実証実験を基に地域循環づくりの提案を実施しております。また「Sony Startup Acceleration Program (SSAP)」の支援プログラムを経て、新たに持続可能なビジネスモデル構築を推進しており、農業・畜産業・水産業・環境SDGs・地方創生・健康食材・食品流通など、アライアンスパートナーづくりに向けたOPEN INNOVATIONな協議の機会をお待ちしております。

 八百結び®プロジェクトでは、2050年カーボンニュートラル宣言(2020年10月26日)を受けて農林水産省より発表された「みどりの食料システム戦略(2021年5月)」内で掲げられた「土壌微生物機能の完全解明とフル活用による減農薬・肥料栽培の拡大」・「耕畜連携による環境負荷軽減技術の導入」・「バイオスティミュラントを活用した革新的作物保護技術の開発」目標への貢献をめざしてまいります。